◆俳句の集い(2023年)
時は移り新旧交代のけじめの時を迎えている今、「俳句の集い」を振り返ってみました。
退職後すぐに入会した「俳句の集い」の事務局として20年余。川口市の国語教育の推進者としての先生方の熱い思いに
圧倒され・・・「俳句の集い」創設時からの、白根、榊原、国井、土橋、金子の諸先生方、そして、現役最長老の中村先生を中心と
した現在にいたるまで、参加される方々の俳句愛に支えられてきました。特に白根先生の主唱される気負いのない自然体の写生句に
見る句境をとおして、人生観をも学ぶことができ目標としてきました。
特筆される出来事としては、コロナ禍の活動です。開会できない句会に代わって「「紙上俳句」という初の試みに踏み切ったことです。
会員からの投句も増え、休むことなく活動できたことは評価されることになりました。
かつては、松本旭先生の添削指導を受けて研修を積んでいた時もあり、他の句会との交流や吟行などにより視野を広めていくことに
なりましょう。新年度からは事務局も若返り、令和時代の「俳句の集い」として大いに期待されます。