俳句の集い (令和元年度の記録です)

 ~吊革をそっと掴むやコロナ寒~

息の気配は全く見えず、一日ごとに感染の拡大する新型コロナの恐怖。出時に実感したままの冒頭句の季語は、この時期だからこその新語です。の時々に見聞した思いを率直に五七五の十七音に詠み、お互いに評価し学び合うとに「俳句の集い」の楽しみがあります。
 現在、俳句は世界的なブームになっており、アメリカのオバマ前大統領が来日した際に英語の俳句を紹介されたのも記憶に残っています。
 テレビで放映されている俳句番組、プレパド」も高視聴率番組です。
 また、小学校の国語教材には俳句・短歌・古典まで広がっており、全校児童による俳句作りを実践している学校も数多くあります。
 「俳句の集い」の会員は現在14名で、中村剛毅先生を会長として、本会創設当時の思いを継承発展させるよう活動を続けています。
 句会は年に4回開催され、投句された俳句を中心に交流を深め、句集『柏葉』も作っています。
他の句会との交流や児童との俳句作りなどは、今後実践していきたい課題です。